工房紹介


メインテーブルである構想を練ったり革細工をしたり、ロゴ入れをするテーブルです


ナイフの磨きのためのスペースでこのテーブルで全ての磨きを行います


西側の壁でここに棚を儲けて、各種必要部品やハンドルブランクを置いてあります


メインナイフ作業区画からベルトサンダーなど配置してある研削場所を通る通路区画です。ここにはアンビルや小型のバンドソオー、電熱器を置いてあり小さな作業台です


バフ専用の場所です。バフも結構カスが飛びますからこの様に分けたわけでちょっと狭苦しい感じもします。一番奥のバフレースは手作りでこれで十分磨きが出来ます。全てで3万円くらいで製作してあります


ボール盤の場所ですね

画像奥にありますのはナイフメーカー古藤氏と共同製作したバフレースです。骨組みはL鉄材で回転軸であるフランジ以外の全てこのL鉄材のボルト止めで製作をしてあります。最終的には溶接によって完全固定をとしたいのですが、今のところボルト締めで十分でありそのまま使っています。また、回転用のモーターですが100ボルトモーターの回転が一番遅いモーターを使っています。あまり回転が速いと艶が鈍く光りません。
それに合わせての研磨材ですがハンドル周りは通称黒棒というのを使っておりお勧め品です。また、ブレード以外のステンレス鋼に対しては白棒を使っておりこの最終仕上げはダイヤモンドペーストで行っています。まああまり手抜きはせず、ハンドルも丁寧に2000番まで磨いてのバフ掛けをお勧めします。
更にその手前にありますのは小型のグラインダーにバフレースを取り付け補助用にと使っています。
皆さんもご存じかと思いますが、特にスタッグの磨きには青棒は厳禁です。削り粉が隙間に入り込みその粉というか削りカスは落としがたいものです。
今回、黒棒、白棒、青棒と説明しましたがその詳細はWebで調べてみて下さい。艶出しは研磨材とバフレースの直径、更にバフレースの回転によって違いがはっきり出ます。
それぞれ色々な機械を使っていると思いますが回転数やバフレース、さらにはその研磨材を何本かテストをして一番結果の良いものを選んだ方がよいかと思います。


かなり旧式の旋盤です。この旋盤では主にファスナーボルトを製作しています。
最初ステンレスはSUS304ステンレスを使っていたのですが、粘りと熱でバイトが焼き付いてしまい当初は苦労の連続で製作をしていました。そこで鋼材を購入する業者さんに事情を話したところ快削性の良いのはSUA303だと教えられSUS303を使うようになったのです。余談でした。
正面に見えるのは300型コンタマシーンです。この機械があるとナイフの外形作りに威力を発揮してくれ最終的にはベルトの節約にも繋がるものです。バンドソーはハイバイメタルを使っています


主役であるベルトサンダーです。最初は国産のナイフ作り専用機として作られたIBS-8900という機械でした(現在廃盤)。そして必要に駆られてバーキングを一台また一台と購入しました。結局バーキングは古くなったと言うことで買い換えたものですがそのまま現在も力強く働いてくれています


縦・横のフライスです。本来安定感の良いものと思いもう少し大型のものが欲しかったのですが作業場の広さから小型を選んでいます。主にヒルト関係の作業用ですが縦フライスはインテグラルナイフ製作に欠かせないものです


ブレード仕上げに使うリューターについて紹介します。
使っているリューターは、Emaxエレクタージョイロボプロクソンの3種類です。使用するダイヤモンドペーストは番手6、4、1/2です。
まず2000番の耐水ペーパーで磨いた後、リューター仕上げに入るのですがペーストの6番手をブレードに塗った後ジョイロボを使いフエルトによる磨き込みです。
何故ジョイロボを使うかと言いますと、エレクターやプロクソンではパワーが足りず力を掛ける途中で安全装置がかかって止まってしまうのです。この荒磨きは最初のペーパー傷を取り除くものですから結構強く掛けますのでこれに対応してくれるのがジョイロボなのです。
そして、4番手、1/2番手は軽いタッチで磨けますのでプロクソンやメインとしてエレクターを使うのです。
これが僕流のブレード磨きに使う道具です。おのおのやり方が違うかと思いますが、それは自分が一番やりやすい道具を使うことだと思います。
この磨き方によって仕上がったブレードをアメリカ人はスーパーミラーと称しており、アメリカでの展示には通りすがる外人さん達はひゃーではなく「オォー凄い光だ。日本のテーブルは輝いている」と賞賛なのか冷やかしなのか分かりませんが声を掛けていってくれます。
皆さんも素晴らしいミラーにして下さい